地域コミュニティの活動事例3選!表彰制度でモチベーション向上
「地域コミュニティを立ち上げてはみたものの、熱量が下がり集まりが悪くなってしまう」——これは本当に多いケースですよね。この記事では、私たちが名古屋で10年運営している地域コミュニティーの実体験と、全国5メディアの伴走事例、そして表彰制度の事例を紹介させていただきます!
私たちは全国でローカルメディアを制作、サポートするサービス「OURS」を運営しています。各地での運営実績を元に、地域で100名以上の地域コミュニティーを成長させてきました。
私たちが運営するサービス「OURS」の実績
①地域メディアとして月間約100万PVを獲得
②約20万人のフォロワーを獲得するSNS運営
③地方で100名以上の地域コミュニティー(学生・大人)の運営
地域コミュニティーを成功させたいという事業者の皆さま、まずは私たちにお気軽にお問い合わせください!
ローカルメディア運営サービス「OURS」の事例やサービス内容はこちら。
目次
地域コミュニティの活動とは?

弊社が運営するナゴレコでは、月間100万PV、SNSフォロワー20万人、そして100名以上の地域コミュニティーを運営しています
地域コミュニティの活動とは、住民・企業・行政が地域課題の解決や交流促進のために継続的に行う取り組みのことを指します。
例えば地域コミュニティーには以下のようなタイプがあるかな?と思います。
- 観光振興:地域の魅力を発信し、来訪者や関係人口を増やす取り組み
- 教育・人材育成:学生編集部や子ども向けワークショップなど、次世代育成に軸を置いた活動
- 移住・定住支援:地域への入口づくりと、移住者同士のつながりを支える活動
- メディア運営:情報発信を起点に、ライター・読者・クライアントの関係性を編む活動
- 子育て・福祉:ママ会や絵本読み聞かせなど、世代特有の課題を解決する活動
この記事では「民間・企業が主導するメディア型コミュニティ」の事例です。他のタイプにも応用できるものだと思いますので、ぜひ参考にしてみてください!
多くの場合、地域コミュニティーはインセンティブ設計がうまくいっていない
地域コミュニティーは、立ち上げの熱量だけでは長く続きません。 最初は「みんなで地域を盛り上げよう!」と意気込んで集まったメンバーも、半年、一年と経つうちに、徐々に参加頻度が落ち、気づけば活動が停滞している…。
これは、特定の地域に限った話ではなく、全国の地域コミュニティーで実際に起きている課題です。そして、その大きな原因のひとつが「インセンティブ設計がうまくいっていない」ことなんですね。
「集まる目的」を掲げるところまではできても、その活動を継続するためのインセンティブをきちんと設計できているコミュニティーは、実はとても少ないと感じています。
インセンティブ設計とは
インセンティブ設計とは、ひと言で言えば「参加者が、ここに関わり続ける意味を感じられる仕組みづくり」のことです。
インセンティブと聞くと、つい「報酬」や「お金」をイメージしがちですよね。 もちろん金銭的インセンティブも要素のひとつではありますが、地域コミュニティーにおいては、むしろ非金銭的なインセンティブのほうがずっと重要になります。
具体的には、以下のようなものが挙げられます。
- つながり・帰属意識:「ここに自分の居場所がある」と感じられること
- スキルの成長実感:取材や執筆を通じて、自分の力が磨かれていく感覚
- 特別な体験:普段は入れないお店や場所への取材機会
- 承認・評価:自分の活動を、誰かがきちんと見てくれている実感
これらをどう組み合わせ、どう設計するか。 コミュニティーの継続を左右するのは、まさにこの部分なのです。
参考:地域コミュニティーの作り方!活性化を実現した5つの成功事例

ナゴレコ編集部
その中でも表彰制度を設けることはインセンティブ設計を行う上でとても重要
数あるインセンティブの中でも、私たちが特に効果が高いと考えているのが「表彰制度」です。なぜ表彰制度が良いのか? ポイントは3つあります。
1、活動を「見てくれている」という承認のサイクルが回る
地域コミュニティーのメンバーは、本業や学業の合間を縫って活動してくれています。 だからこそ、その努力や成果に対して「ちゃんと見ているよ」と伝えることが、何より大切なんですね。 表彰制度は、その承認を仕組みとして組み込むものです。
2、受賞者以外のメンバーにも、未来の目標になる
「来年はあなたが受賞するかも!」というメッセージは、コミュニティー全体の士気を底上げします。 受賞者は嬉しい、それを見ている他のメンバーも「自分も頑張ろう」と思える。表彰制度は、コミュニティー全体に前向きな空気を生み出します。
3、年に一度の節目として、サードプレイス機能を強化する
授賞式そのものが、メンバーが顔を合わせ、お互いの活動を讃え合うイベントになります。 オンラインが中心の活動でも、表彰式という機会があることで、コミュニティーが「ただの作業仲間」から「一緒に成長していく仲間」へと変わっていきます。
ここからは、私たちが実際に運営、サポートしているローカルメディアで実施している「ライターズアワード」を3つご紹介していきます。

交流の機会としてBBQなど、楽しめる企画を積極的に運用しています。
3つの表彰制度(ライターズアワード)の紹介と、各メディアの紹介
それぞれのメディアで、規模も成熟度も、賞の構成も少しずつ異なります。 これからコミュニティーを立ち上げたい方、すでに運営しているけれど停滞気味…という方それぞれに参考になる事例だと思いますので、ぜひご覧ください。
事例①:PEAK熊本ライターズアワード
「PEAK熊本」は、熊本に関わる学生とハイコムグループによって運営されているWebメディアです。 私たちがメディア運営をサポートさせていただいています。

ハイコムグループが運営し、学生編集部が取材や記事執筆を担当する「PEAK熊本」
PEAK熊本では、2025年に初めてライターズアワードを開催しました。 学生編集長を中心に、月1回の編集部ミーティング内で授賞式を実施。多くの学生ライターが参加しました。
賞は以下の6つで構成されています。
ベスト記事賞
連載賞
企画賞
新人賞
貢献賞
年間MVP
トロフィーは、ハイコムの編集部メンバーがデザインしたオリジナルのアクリルブロックを贈呈。 さらに、この日は卒業を迎える4年生の学生ライターに、編集部から卒業証書もお渡ししました。
PEAK熊本にとって、初めて送り出す卒業生をきちんと讃える場にもなった、節目のアワードとなりました。 「立ち上げ期のコミュニティーがどのように表彰制度を始めるか」のリアルな事例として、参考になるのではないでしょうか。
PEAK熊本のライターズアワード2025の詳細は、こちらからご覧ください。
事例②:ママモネ ライターズアワード
「ママモネ」は、沖縄のママだけで構成された編集部によって運営されているWebメディアです。 こちらも、私たちがメディア運営をサポートさせていただいています。

沖縄在住ママのみで運営される「ママモネ」
ママモネでは、現在25名のママライターが在籍。 フリーランス、コンサル業、レンタルスペース経営、フルタイム勤務など、さまざまなワークスタイルを持つママたちが、それぞれの暮らしの中から記事を発信しています。
ママモネのライターズアワードは、6つの賞で構成されています。
Rising Star Award(#ママモネ期待の新星で賞)
Best Engagement(#共感の嵐を巻き起こしたで賞)
Most Valuable Pen(#ママのリアルを届け続けたで賞)
Best Stylist Award(#センスで世界観つくったで賞)
Best Reel Creator(#ママモネらしい動画生み出したで賞)
The Visionary Award(#一枚で惹きつけたで賞)
ママモネというコミュニティーの温かさ・親しみやすさが、賞の設計にもしっかりと表現されていますね。
授賞式は毎月開催している編集部ミーティングの中で実施。名前が呼ばれるたびに拍手と笑顔が広がり、ママモネらしい、優しさとリスペクトに満ちた時間となりました。
ママモネ ライターズアワードの詳細は、こちらからご覧ください。
事例③:ナゴレコ ライターズアワード
「ナゴレコ」は弊社が10年運営を続ける、名古屋グルメを発信するWebメディアです。 現在は100名以上の編集部メンバーで構成されています。ナゴレコのライターズアワードは、2025年で5回目の開催。表彰制度が完全に編集部の年中行事として根付いている事例です。

10年運営を続けている名古屋のローカルメディア「ナゴレコ」
賞は大きく3部門で構成されています。
役職賞(編集部内の役職を担ったライターへの賞)
グラフィックデザイン賞、ディレクター賞、開発賞、大人編集部 部長賞、学生編集部 編集長賞、学生編集部 広報長賞 など
実績賞(重要な実績を残したライターへの賞)
連載賞、特集賞、最多月間MVP賞、殿堂入り、合宿王 など
年間賞(年間を通じて特に活躍したライターへの賞)
新人賞、ベストライター賞、MVP
「学生編集部・大人編集部」という二つのコミュニティーがあり、さらにそれぞれの中に役職が設けられているのが、ナゴレコのコミュニティーが10年以上にわたって成長してきた背景です。
殿堂入り(個人記事100記事達成)や前人未到(300記事達成)といった、長期で活動するメンバーを讃える賞が用意されているのも、長く続くコミュニティーらしい設計と言えますね。
ナゴレコ ライターズアワード2025の詳細は、こちらからご覧ください。
私たちは、地域に根ざしたローカルメディアづくりを全国でサポートするサービス「OURS」を運営しています。
各地でコミュニティーを運営している経験則から、地域で持続可能なコミュニティーを作るには目的の明確化と表彰など継続を促す仕掛けが重要だと考えています。
私たちが運営するサービス「OURS」の実績
①地域メディアとして月間約100万PVを獲得
②約20万人のフォロワーを獲得するSNS運営
③地方で100名以上の地域コミュニティー(学生・大人)の運営
地域コミュニティー作りを検討されている事業者様、まずは私たちにご相談ください!
ローカルメディア運営サービス「OURS」の事例やサービス内容はこちら。
あなたの街でも実践するための、3つの実装ポイント
3つの事例をご紹介してきましたが、規模もフェーズもそれぞれ異なる中で、共通する設計の本質があります。 全国でローカルメディアの運営とサポートに携わってきた私たちが、規模や組織の種類を問わず応用できる「3つの実装ポイント」をお伝えします。
具体的には、以下の3点です。
1、規模に合わせて、無理なくスタートする
2、コミュニティーの個性を、賞の設計に込める
3、「授賞式という場」そのものに価値があると考える
それぞれ、「設計」と「場」の2つに分けてお話しします。
賞の「設計」で大切にしたいこと
ここでお伝えしたいのは、ポイント①と②に関わるお話です。
まず大切なのは、規模を理由に立ち上げをためらわないこと。 「うちの地域コミュニティーは10人くらいだから、まだアワードなんて早いかな」と思ってしまう方は多いのですが、人数が少ないうちから表彰制度を導入することで、メンバー一人ひとりがコミュニティーの文化を共に作っていく感覚を持てるようになるはずです。
そしてもうひとつが、コミュニティーの個性を賞の設計に反映させることです。 ママモネの「#共感の嵐を巻き起こしたで賞」「#一枚で惹きつけたで賞」のように、賞の名前にコミュニティーらしさを込めるだけでも、表彰制度の温度感はぐっと変わります。 ナゴレコであれば「殿堂入り(個人記事100記事達成)」のように、長く続く編集部だからこそ意味を持つ賞も設計できますね。
形式にとらわれず、「自分たちのコミュニティーで讃えたいことは何か?」を起点に賞を考えてみることをおすすめします。
賞の「場」で大切にしたいこと
3つ目のポイントは、授賞式という「場そのもの」を大切にする、というお話です。
表彰制度は、受賞者のためだけのものではありません。 名前が呼ばれた瞬間に湧き上がる拍手、リアクション、笑顔——その場に居合わせるすべてのメンバーにとっての、かけがえのない時間になります。
特にオンラインが中心の活動をしているコミュニティーであればこそ、年に一度、顔を合わせて讃え合う機会には大きな意味があります。 普段は別々に動いているメンバー同士が「自分も同じコミュニティーの一員なんだ」と再確認できるサードプレイスとして機能するのです。
ナゴレコでは、学生編集部と大人編集部の合同ミーティングと授賞式をセットで開催することで、世代を超えた交流の機会にもなっています。 表彰式の「形式」よりも、その日の「体験そのもの」をどう設計するか。ここに、コミュニティーが続くか続かないかの分かれ目があります。

弊社が取り組む、ライターズキャンプ(合宿)の様子
「これさえ読めば失敗しない!ローカルメディア立ち上げ9つのステップ」資料ダウンロード
10年以上にわたり全国のローカルメディアを支援してきた私たちには、地域コミュニティを続けるための仕組みと、続かないコミュニティの共通点が見えています。
この資料では、本記事で紹介した成功事例の裏側にある共通点と、それを自社・自地域で再現する方法を網羅的にまとめました。
こうした成功事例を自社でも実現したい事業者の皆さま、ぜひ一度ご覧ください!
「これさえ読めば失敗しない!ローカルメディア立ち上げ9つのステップ」資料ダウンロードはこちらから。
地域コミュニティーを作るなら、私たちのローカルメディア運営サービスの『OURS』で
本記事でご紹介した事例の多くは、私たち『OURS』のサポートの中で実現してきたものです。10年以上のナゴレコ運営と、全国5メディアの伴走で蓄積したノウハウで、あなたの街でも続く地域コミュニティづくりを支援できます。
私たちが運営するサービス「OURS」の実績
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地域に根ざした活動に取り組まれたい企業様・自治体様はぜひ、お気軽にお問い合わせください。










