タウン誌(情報誌)を紙ではなくWebで実現する5つの事例

タウン誌(情報誌)を紙ではなくWebで実現する5つの事例

かつて地域の情報を届ける主役だったタウン誌。

駅や商業施設のラック、家庭のポストに届くフリーペーパーとして、多くの地域で愛されてきました。

しかし近年、情報発信のトレンドが紙からWebへと移行する中で、全国的にタウン誌の休刊や廃刊が相次いでいます。一方で「地域の情報を届ける」というタウン誌の役割そのものは、むしろ今の時代にこそ求められています。

この記事では、タウン誌の役割をWebメディアとして再定義し、地域で支持されている成功事例を5つご紹介します。
地域の情報発信に取り組みたい方は、ぜひ最後までご覧ください!

私たちは日本各地でタウン誌のWeb版とも言える、ローカルメディアの制作から運営までをサポートする「OURS」を提供しています。

私たちが運営するローカルメディア制作サービス「OURS」の実績
①ローカルメディアとして月間約100万PVを獲得
②約20万人のフォロワーを獲得するSNS運営
③地方で100名以上の地域コミュニティー(学生・大人)の運営

紙のタウン誌で担ってきた「地域の情報をまとめて届ける」という役割を、Webメディアとしてアップデートしませんか?

企業のブランディングに貢献できるWebタウン誌の運営に私たちと取り組みましょう!

ローカルメディア運営サービス「OURS」の事例やサービス内容はこちら。

タウン誌(タウン情報誌)の役割をWebで実現する5つの成功事例をご紹介します!

そもそも、タウン誌(タウン情報誌)とは?

ライターズキャンプ(合宿)の様子

タウン誌(タウン情報誌)は、地域の暮らしに寄り添う情報メディア

タウン誌とは、特定の地域に密着した情報を届ける雑誌やフリーペーパーのことです。1970年代頃から全国各地で創刊が相次ぎ、地域の暮らしに寄り添う身近なメディアとして長く親しまれてきました。

グルメ情報やイベント案内、地元のお店の紹介、行政からのお知らせ、子育てや暮らしに関する情報など、扱うテーマは幅広く、まさに「街の情報を一冊にまとめた存在」。

全国紙や大手メディアではカバーしきれない、ローカルでニッチな情報にこそ価値がある、というのがタウン誌の強みですね!

駅や商業施設のラックに並んでいたり、家庭のポストに届いたり。手に取るだけで街の「今」がわかる、という手軽さも支持されていた理由の一つです。

タウン誌(タウン情報誌)のコンテンツはどんなもの?

タウン誌のコンテンツは地域やターゲットによってさまざまですが、代表的なものとしてはこのようなジャンルが挙げられます。

地元のグルメ情報や新店舗の紹介、週末に楽しめるおでかけスポット、地域で活躍する人へのインタビュー、開店・閉店情報、季節のイベント案内、行政や公共サービスに関する情報、子育てや教育に関する地域情報などなど。

いずれも「その地域で暮らしている人にとって、日常的に役立つ情報」が中心です。このような情報は大手メディアでは取り上げられにくいからこそ、タウン誌が長年その役割を担ってきたわけですね。

紙からWebへ。タウン誌(タウン情報誌)のかたちが変わり始めている

しかし近年、全国的に紙のタウン誌の休刊や廃刊が相次いでいます。その背景には、スマートフォンの普及によって多くの人がWebやSNSで地域情報を得るようになったこと、印刷費や配送費といった制作コストの負担、そして月刊・季刊では情報の鮮度を保ちにくいことなど、紙媒体ならではの構造的な課題があります。

一方で、タウン誌が届けてきた「地域の情報をまとめて届ける」というニーズそのものは、むしろ情報が溢れる今の時代にこそ求められていると感じています。信頼できる地域密着の情報源は、形を変えてでも必要とされ続けるはずです。

そこで注目されているのが、タウン誌の役割をWebメディアとして引き継ぐ、というアプローチ。この記事ではその成功事例をご紹介していきます!

弊社が運営する「ナゴレコ」では、フォロワー20万以上を獲得しています。

 

紙のタウン誌(タウン情報誌)が減っている理由

全国的に紙のタウン誌は減少傾向

ここ数年、全国各地で紙のタウン誌やフリーペーパーの休刊・廃刊が続いています。その背景には、いくつかの構造的な課題があります。

まず、印刷費や配送費といった制作コストの問題です。紙媒体は毎号の制作にコストがかかるため、広告収入が減少すると運営の継続が難しくなります。

次に、情報の届き方の変化です。スマートフォンの普及によって、多くの人がWebやSNSから地域情報を得るようになりました。紙のタウン誌を手に取る機会自体が減ってきている、というのが現実です。

そして、発信のスピードの問題もあります。月刊や季刊で発行するタウン誌では、開店情報やイベント告知などをタイムリーに届けることが難しく、SNSやWebメディアにその役割を取って代わられるケースが増えています。

タウン誌の「役割」はなくなっていない

ただ、ここで大切なのは、紙のタウン誌が減っているのは「紙という媒体」の課題であって、タウン誌が担ってきた「地域の情報を届ける」という役割のニーズがなくなったわけではない、ということです。

むしろ、情報が溢れる時代だからこそ、信頼できる地域密着の情報源を求めている人は多いと感じています。その役割をWebメディアとして引き継ぎ、さらにパワーアップさせることが、今の時代に求められているアプローチなのではないでしょうか?

ナゴレコ学生編集部のミーティングの様子

 

タウン誌(タウン情報誌)をWebで運営する5つのメリット

タウン誌の役割をWebメディアで実現することには、紙媒体にはなかった多くのメリットがあります。現在、成功しているローカルメディアの多くがWebメディアを選択している理由をまとめました。

メリット①|低コストで始められて、継続しやすい

紙のタウン誌と比較すると、Webメディアは圧倒的にコストを抑えて立ち上げ・運営することができます。印刷費、配送費が不要になるだけで、ランニングコストは大幅に下がります。

タウン誌のようなメディアの成長には時間がかかるため、いかにコストを抑えて継続できるかは非常に重要な視点ですね!

メリット②|情報をリアルタイムに届けられる

紙のタウン誌では月刊や季刊での発行が一般的でしたが、Webであればリアルタイムに情報を届けることができます。

新しいお店のオープン情報や、今週末のイベント情報など、鮮度の高い情報発信が可能になる点は大きなアドバンテージです。

メリット③|データが取れる

どの記事がどれくらい読まれているのか、読者はどの地域からアクセスしているのか。Webメディアであれば、あらゆるデータを取得して運営の意思決定に活かすことができます。

紙媒体ではなかなか見えなかった読者の行動が可視化されることで、コンテンツの改善やマネタイズの精度が高まります。

メリット④|SNSとの連携で発信力が倍増する

WebメディアからSNSへ、SNSからWebメディアへ。ユーザーに回遊してもらうことで、タウン誌としての接点を増やしていくことができます。

紙のタウン誌では実現が難しかった「双方向のコミュニケーション」が生まれる点も大きな特徴ですね!

メリット⑤|コンテンツが資産として蓄積される

紙のタウン誌は発行後に読まれなくなってしまうフロー型のコンテンツですが、Webメディアの記事はストック型。

1年後でも2年後でも、検索からの流入によって読まれ続けます。記事を制作するほどメディアの資産が積み上がっていく、これはWebならではの強みです。

弊社では、名古屋市が野菜を食べることを推進するキャンペーンを企画、プロモーションに取り組みました。

 

タウン誌のWeb版!5つの事例

ここからは、紙のタウン誌に代わる「Web版タウン誌」として、弊社が制作、運営を支援している各地の事例を5つご紹介させていただきます。

どのメディアも、地域住民とともにコミュニティーを作り、地域の情報発信に取り組んでいる点が共通しています。

弊社では全国でローカルメディアの運営を伴走サポートするサービス「OURS」を運営しています。

私たちが運営するサービス「OURS」の実績
①Webメディアとして月間約100万PVを獲得
②約20万人のフォロワーを獲得するSNS運営
③地方で100名以上の地域コミュニティー(学生・大人)の運営

かつてタウン誌が担ってきた「地域の情報を届ける役割」を、Webメディアとしてアップデートしませんか?

企業のブランディングにも貢献できるWeb版タウン誌の運営に、私たちと一緒に取り組みましょう!

ローカルメディア運営サービス「OURS」の事例やサービス内容はこちら。

 

ナゴレコ(名古屋)

弊社が運営する名古屋最大規模のローカルメディア「ナゴレコ」は、月間PV約100万、Instagramフォロワー約20万人を誇る、名古屋のグルメ情報を中心に発信するWebメディアです。

かつて名古屋エリアにも多くの紙のタウン誌がありましたが、ナゴレコはその役割をWebで担い、さらにSNSとの連携によって紙媒体では実現できなかった規模の発信力を獲得しています。

あいちの魅力、どこまで知ってる?学生編集部がプロモーション!|ナゴレコ(名古屋)

編集部メンバーは100名以上。大学生から働く世代、子育て世代まで、多様なメンバーが地域住民の目線で名古屋の魅力を発信しています。

愛知県や名古屋市といった行政とのタイアップ、百貨店や小売企業とのコラボレーションなど、紙のタウン誌が担っていた「地域の事業者と住民をつなぐ」役割もしっかりと果たしています。

「名古屋」×「グルメ」と、エリアとジャンルの両方に特化することで、よりニッチで深いメディアを実現している点が特徴ですね!

ナゴレコはこちらから。

ママモネ(沖縄)

全国でも高い出生率を誇る沖縄で運営されている「ママモネ」は、沖縄の子育て世代(ママ)に特化したWebメディアです。

このメディアの最大の特徴は、編集部メンバーが全員、現役の子育てママであること。子育ての中で直面するリアルな悩みや課題を、同じ立場のママが発信・共有するスタイルで、読者から強い共感を得ています。

ジーユーとのタイアップ企画として、ファッションを通じてママを楽しむヒントを発信する企画を制作

従来のタウン誌では「地域×全般情報」という切り口が一般的でしたが、ママモネは「地域×ターゲット層」という切り口でWebタウン誌を実現しています。地域の中でも特定のターゲットに深く刺さるメディアを作れることは、Web版タウン誌ならではの戦略ですね!

GUとのタイアップ企画では、ファッションを通じてママが自分らしさを楽しむヒントを発信。

さらに生協やホテルチェーンなどの企業と連携し、ママコミュニティと企業をつなぐことでバックオフィス業務やマーケティングなど、地域企業の課題解決にも取り組んでいます。

ママモネはこちらから。

ニシマグ(西宮)

神戸と大阪の間に位置する兵庫県西宮市で展開する「ニシマグ」は、「西宮の人と人をつなぐ」をコンセプトに活動するWebメディアです。

カルチャー、グルメ、スポット、インタビューなど幅広い地域情報を届けており、まさにかつてのタウン誌が担っていた「地域の情報を網羅的に届ける」役割をWebで実現しています。

サッポロビール様とタイアップしたフードラリーイベント

Webでの情報発信にとどまらず、サッポロビールと地域の飲食店とタイアップした「ヱビスビールに合う逸品グランプリ」というフードラリーイベントを開催するなど、オフラインでの活動にも積極的。

また、学生編集部が地域の伝統産業「和ろうそく」を現代にアップデートして商品化し、無印良品でポップアップを開催するまでに発展した事例は、Web版タウン誌の可能性を感じさせてくれます。

行政との協働による情報発信も進めるなど、官民産学が交わるかたちで西宮の活性化に寄与しています。

ニシマグはこちらから。

PEAK熊本(熊本)

熊本で展開する「PEAK熊本」は、「ここから始まる、わたしたちのピーク」をスローガンに、熊本にゆかりのある大学生とハイコムグループがタッグを組んで運営するWebメディアです。

このメディアの面白い点は、編集部の主役が大学生であること。
学生らしい等身大の目線で熊本のグルメ情報やおでかけスポットを紹介し、さらには若者の視点で熊本の偉人について調査する連載企画など、彼らだからこそできる情報発信に取り組んでいます。

学生編集部が厳選した、熊本のカフェ特集

従来のタウン誌は「大人が作り、大人が読む」ものでしたが、PEAK熊本は若い世代が主体的に地域の情報発信に取り組むことで、タウン誌の概念をアップデートしています。

学生が発信の中心を担い、経験豊富な大人世代がバックアップするという運営スタイルは、持続可能なWeb版タウン誌のひとつの形ですね!

PEAK熊本はこちらから。

meets糸島(糸島)

福岡県糸島市で運営する「meets糸島」は、「糸島と出会い、この町を好きになる」をコンセプトに掲げるWebメディアです。

meets糸島の大きな特徴は、編集部の約半数が県外からの移住者で構成されていること。地域住民がコンテンツ制作者として関わりながら、九州大学の学生や他の地域からの移住者が編集スタッフとして運営に携わっています。

地元のブルワリーとコラボして、クラフトビールを制作しました

発信内容は、移住希望者や新住民に役立つ記事、福岡市中心部から糸島へのアクセス解説など、生活の基盤に直結するテーマが中心。

さらに、BBQなどの交流イベントを自ら企画し、メディアを通じたコミュニティーづくりにも取り組んでいます。情報発信だけでなく、地域の「使えるインフラ」としての存在感を高めているメディアです。

meets糸島はこちらから。

 

Web版タウン誌(タウン情報誌)を成功させるための3つのポイント

5つの成功事例を見てきましたが、これらに共通する「成功のポイント」を整理します。タウン誌のWeb化を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

ポイント①|地域コミュニティー(編集部)を作ること

どの事例にも共通しているのが、地域住民がライターや編集者としてメディア運営に参加している、ということ。地域に住む人が「自分たちの言葉」で地域の情報を発信することが、タウン誌としての信頼性と共感性を生み出します。

ポイント②|Webメディア×SNSの両輪で発信すること

成功しているWeb版タウン誌は、WebメディアとSNSの両方を活用して発信力を高めています。Webメディアに記事をストックしながら、SNSでリアルタイムに情報を届ける。この両輪があることで、かつてのタウン誌を超える発信力を獲得できます。

ポイント③|地域企業や行政と連携すること

タウン誌の重要な役割のひとつが、地域の事業者と住民をつなぐことでした。Web版タウン誌でも、地域企業や行政とのタイアップやコラボレーションを積極的に展開することで、メディアの価値を高めながら持続可能な運営体制を作っていくことができます。

ナゴレコ編集部

 

Web版タウン誌(タウン情報誌)の実績多数!メディアの制作なら「OURS」で

紙のタウン誌の時代から変わらない「地域の情報を届け、人と人をつなぐ」という役割。

その役割を、Webメディアとして現代にアップデートししている、弊社の各地での事例をご紹介しました。

私たちが提供するローカルメディア運営サービス「OURS」は、まさにこの「Web版タウン誌」の立ち上げから運営までを全面的にサポートするサービスです。

私たちが運営するローカルメディアサービス「OURS」の実績
①Webメディアとして月間約100万PVを獲得
②約20万人のフォロワーを獲得するSNS運営
③地方で100名以上の地域コミュニティー(学生・大人)の運営

「紙のタウン誌をやめて、Webに切り替えたい」
「自社でWebタウン誌を立ち上げて、地域での発信力を高めたい」
「地域貢献をしながら、企業の集客や採用にもつなげたい」

そんな想いをお持ちの事業者の皆さま、ぜひ一度私たちにお気軽にご相談ください!

ローカルメディア運営サービス「OURS」の事例やサービス内容はこちら。

WRITTEN BY
ムラカミタクヤ

ムラカミタクヤ

ローカルメディア制作サービス「OURS」を運営する、株式会社トラエルの代表を務めています。日本各地で地域メディアの運営に携わる中で得た知見を発信しています。