地域コミュニティーの作り方!活性化を実現した5つの成功事例

地域コミュニティーの作り方!活性化を実現した5つの成功事例

人口減少や高齢化が進む日本では、地域の活力をどのように維持していくかが大きな課題となっていますね。
そんな中で注目を集めているのが地域コミュニティーの存在です。

地域住民が主体となって集まり、さまざまな活動を通じて地域の課題解決や活性化に取り組む動きが広がっています。

この記事では、地域コミュニティーの基本的な考え方から、実際に成功している事例までご紹介させていただきます!

私たちが各地で培ってきた地域コミュニティー作りのノウハウもお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。

私たちは全国でローカルメディアの運営をサポートするサービス「OURS」を運営しています。各地での運営実績を元に、地域で100名以上の地域コミュニティーを成長させてきました。

私たちが運営するサービス「OURS」の実績
①地域メディアとして月間約100万PVを獲得
②約20万人のフォロワーを獲得するSNS運営
③地方で100名以上の地域コミュニティー(学生・大人)の運営

地域コミュニティーを成功させたいという事業者の皆さま、まずは私たちにお気軽にお問い合わせください!

ローカルメディア運営サービス「OURS」の事例やサービス内容はこちら。

地域コミュニティーの作り方!活性化のためのアプローチと5つの成功事例

地域コミュニティーとは?

弊社が100名以上の地域コミュニティーとして運営する「ナゴレコ」

地域コミュニティーとは

地域コミュニティーとは、特定の地域に住む人々が共通の目的や趣味などを持って集まり、継続的に活動を行うグループのことです。
町内会や自治会といった地縁組織も、一種の地域コミュニティーですね。

地域コミュニティーの形態はさまざまです。
例えば子育て世代が集まって情報交換や相互支援を行うママコミュニティー、地域の魅力を発信する学生編集部(サークル)、移住者同士が交流を深める移住者コミュニティー、そして地域の事業者が集まる商店街コミュニティーなど、その地域の特性や参加者の属性に応じて多様な形で存在しています。

地域コミュニティーの重要性

人口減少や高齢化によって地域の活力が低下していくことの懸念が高まっていることや、ライフスタイルの多様化による地域からの孤立などざまざまな要因によって地域コミュニティーの重要性は高まっています。

また、サードプレイス的な価値の高まりも地域コミュニティーの重要度を押し上げる要因の一つになっていると言えそうですね!

 

地域コミュニティーの作り方

ここでは地域コミュニティーの作り方として3つのポイントを紹介します。「①集まる目的を明確にする」、「②インセンティブを考える」、「③サードプレイス化する」の3点です。

1、なぜ集まるのか?目的を明確にする

当たり前のことかもしれませんが、コミュニティーは単に「みんなで仲良くしよう!」というだけでは成立しません。
そこには目指す世界観や解決したい課題があるかどうか、そして参加者全員が共通認識を持てることが大切です。

一例ですが、下記のような課題の設定があります。
・地域の人の声を最大化するために、みんなでWebメディアを作ろう!
・移住者を検討している人が、この町にもっと関心を持ってもらえるように情報発信をしよう!

このように特によく設定されるのが「地域の課題を解決して活性化したい」というものです。

例えば、子育て世代向けのコミュニティーであれば「子どもたちが安心して成長できる地域づくり」、シニア世代向けであれば「生涯現役で活躍できる地域づくり」といったように、ターゲットとなる層の興味、関心と結びつけることで、共感するメンバーが集まってくれるはずです。

2、サードプレイス化する

サードプレイスとは、職場や学校、家庭とは異なる居場所のこと。特に大人になると、家と職場の往復になりがちなライフスタイルになることが多いですよね。

そうしたときに「地域でもう一つコミュニティーを持ちませんか?」という提案はとても価値のあるものだと考えています。

共通の目的に向かって活動するうちに、気づけばプライベートでも親しくなるような関係が自然と育まれていく。
このようにサードプレイス化が進むと、さらに熱量高くコミュニティーに参加してくれるようになります。

実際に私たちが運営するコミュニティーでは、結婚式に参加するほどの仲になっていたりするケースが多くあります。

3、インセンティブを設ける

地域コミュニティーを始める前にまず確認しておきたいこととして「その活動に参加する価値があるかどうか」、つまりインセンティブ設計が適切になされているかどうか、というものがあります。

インセンティブというと「報酬」や「お金」のような金銭的対価を思い浮かべがちですが、地域コミュニティーでは、むしろ非金銭的なインセンティブが重要になることも少なくありません。

たとえば、前述した“サードプレイス”での活動を通じて、仲間とのつながりや帰属意識が得られているかどうか。あるいは、自分のスキルが着実に磨かれていると実感できるかどうか。こうした体験が、活動のモチベーションとなり、継続につながっていきます。

また、このインセンティブの価値は人それぞれ異なります。学生にとっては就職活動につながる経験かもしれませんし、主婦にとっては社会と関わる新たなきっかけかもしれません。

それぞれのメンバーが「ここに関わる意味がある!」と感じてもらえるような設計ができているといいですね。

 

オウンドメディア(ローカルメディア/地域メディア)で作る地域コミュニティー

弊社がサポートする、西宮で運営されている「ニシマグ」の学生コミュニティー

地域コミュニティー運営のためのローカルメディア

地域コミュニティーを形成し、活性化させる有効な手段として、オウンドメディア(ローカルメディア)の運営があります。

メディアを中心とした地域コミュニティーは「地域を盛り上げる」という明確な目的を持ちながら、多様な人々が関わることができるコミュニティー作りのきっかけになります。

地域住民が主体的に情報発信に関わることで、自然とコミュニティーが形成され、記事を書くライター、カメラマン、地域の事業者など、さまざまな立場の人々がメディアを通じてつながります。

私たちが運営するナゴレコでは、100名以上の編集部メンバーが活動しており、それぞれの目線で地域の魅力を発信しています。

目的があり、サードプレイス化され、インセンティブがあるローカルメディアでの活動

前述した「ローカルメディアの作り方」では3つのポイントがあるということを解説しました。
「①集まる目的を明確にする」、「②インセンティブを考える」、「③サードプレイス化する」の3点ですが、ローカルメディアの運営ではこれらの3つのポイントをおさえることができます。

「地域の活性化に取り組む」という目的があり、定期的な編集部ミーティングや交流会がサードプレイスとなり、取材を通じて地域の新しい魅力を発見したり、普段は入れないような場所を訪れたりできることも、参加者にとって魅力的なインセンティブです。
もちろん、場合によっては金銭的なインセンティブもあるかもしれませんね!

このように、私たちはそれぞれの地域でメディアを運営することで、地域コミュニティーを持続的に運営することができています。

ローカルメディア制作なら実績多数の「OURS」で!

私たちが提供するローカルメディア運営サービス「OURS」は、メディア運営を通じた地域コミュニティーづくりを全面的にサポートします。

私たちが運営するサービス「OURS」の実績
①地域メディアとして月間約100万PVを獲得
②約20万人のフォロワーを獲得するSNS運営
③地方で100名以上の地域コミュニティー(学生・大人)の運営

あなたの街でローカルメディア、立ち上げませんか?

ローカルメディア運営サービス「OURS」の事例やサービス内容はこちら。

 

地域コミュニティーの5つの事例

ここからは弊社が運営、サポートする、ローカルメディアを通じた地域コミュニティーの事例をご紹介させていただきます!

 

約10年に渡って活動を続ける名古屋の学生コミュニティー

弊社が名古屋で展開しているローカルメディア「ナゴレコ」では、約10年に渡って「学生編集部」という学生コミュニティーを運営しています。

名古屋に関わりのある大学生が集まり、学生ならではの視点で地元名古屋のグルメ情報を発信する、という活動を続けています。

愛知県とのタイアップにより、県の魅力を発信するコンテンツを制作しイベントにも登壇しました

企業や行政とのコラボレーションにも積極的に取り組んでおり、例えば企業の新商品開発に学生目線のアイデアを提供したり、地方自治体から依頼を受けて地域の魅力を発信するコンテンツを制作する、などしています。

学生たちにとっては貴重な体験の機会、そしてガクチカ作りになっています。
約10年という期間、世代交代を繰り返しながらも活動を続けており、地域コミュニティーのモデルケースと言えそうです。
ナゴレコについてはこちらから。

 

「第3の居場所」としての名古屋の大人のためのコミュニティー

同じく弊社が運営する「ナゴレコ」では、名古屋に関わるのある大人たちのためのコミュニティー(大人編集部)を運営しています。

このコミュニティーでは「食を通じて繋がる大人のコミュニティ」として、名古屋のグルメという共通の趣味をシェアできる場として機能しています。

誰が一番大食いなのか?を決める「大食い選手権」の様子

家と職場の往復になりがちな大人のライフサイクルに対して、「第3の居場所」を提供することをコンセプトに運営しており、定期的に集まってはそれぞれのおすすめグルメ情報をシェアしたり、一緒に取材に出かけたり、ときには「大食い選手権」などのイベントを開催して交流の機会を作っています。
ナゴレコについてはこちらから。

 

ママのための地域情報を発信する、沖縄のママコミュニティー

弊社がサポートしている、沖縄エリアの「ママモネ」は、沖縄最大規模のママコミュニティーとして活動しています。

このコミュニティーの特徴は、ママがママのための情報発信に取り組んでいる、という点。子育て中のママたちが集まって、自分たちの経験や知識を活かしながら、同じ境遇のママたちに役立つ情報を届けています。

ジーユーとのタイアップ企画として、ファッションを通じてママを楽しむヒントを発信する企画を制作

「ママのスキルを企業の課題解決に活かす」という活動も行なっていて、沖縄のさまざまな企業とのタイアップを形にすています。

さらには、ママの活動や事業を応援するための「ママ応援プラン」の提案など、積極的にママのサポートに取り組んでいます。
ママモネについてはこちらから。

 

糸島市の移住者コミュニティー

福岡県糸島市で展開している「meets糸島」は、移住者が多くの割合を占める編集部、地域コミュニティーとして運営しています。

近年糸島は移住先としての注目度が高まっていることもあり、移住した方達と地元の方達が地域に溶け込むための場としての役割も果たしています。

meets糸島編集部

移住を検討している人向けの実用的な情報から、地元のグルメ情報、観光スポットの紹介まで、幅広いコンテンツを発信しています。

このコミュニティーの面白さとしては、移住者同士の交流の場にもなっている、ということ。
meets糸島についてはこちらから。

 

西宮市の学生コミュニティー

神戸と大阪に挟まれた「阪神間」にある西宮市。この西宮で展開している弊社がサポートする「ニシマグ」では、地域の学生たちが中心となった学生編集部クリエイティブな活動を展開しています。

ローカルテレビやラジオへの出演の実績や、コロナ禍ではクラウドファンディングで地域のカフェを支援したり、地域の伝統工芸品に新しい価値を見出す取り組みを実施しています。

学生編集部が和ろうそくの価値をアップデートし商品化、無印良品でポップアップを実施。

その他にも、メディアとしてはビールメーカーと地域の飲食店とタイアップしたフードラリーイベントを実施するなど、さまざまな活動に取り組んでいます。
ニシマグについてはこちらから。

 

地域コミュニティーを作るなら、私たちのローカルメディア運営サービスの「OURS」で

地域コミュニティーの形成は、地域活性化において欠かせない要素となっています。
一方で、ゼロから地域コミュニティーを立ち上げ、継続的に運営していくことは決して簡単ではありません。

明確な目的設定、参加者へのインセンティブ設計、サードプレイスとしての環境づくりなど、考慮すべき要素は多岐にわたります。

私たちが提供するローカルメディア運営サービス「OURS」は、メディア運営を通じた地域コミュニティーづくりを全面的にサポートします。

全国各地でのメディア運営実績をもとに、それぞれの地域特性に合わせたコミュニティー形成のノウハウを提供しています。

私たちが運営するサービス「OURS」の実績
①地域メディアとして月間約100万PVを獲得
②約20万人のフォロワーを獲得するSNS運営
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WRITTEN BY
ムラカミタクヤ

ムラカミタクヤ

ローカルメディア制作サービス「OURS」を運営する、株式会社トラエルの代表を務めています。日本各地で地域メディアの運営に携わる中で得た知見を発信しています。