
地域ポータルサイトの事例5選!地方で支持されるサイト作りとは?
地域の暮らしや観光、仕事、子育て、文化の情報を知るためのきっかけとして情報を発信している「地域ポータルサイト」。
SNSが普及し、一人一メディア時代となった現在においても、特に地方にとっては貴重な情報源としてニーズが高いです。
この記事ではそんな地域ポータルサイトの成功事例を5つご紹介し、さらにその始め方についてもまとめていきます!
私たちは日本各地で地域ポータルサイト作成から運営までをサポートする「OURS」を提供しています。
約10年間取り組んできた結果、地方でのサイト運営についての多くのノウハウが集まってきました。
私たちが運営するサービス「OURS」の実績
①地域ポータルサイトとして月間約100万PVを獲得
②約20万人のフォロワーを獲得するSNS運営
③地方で100名以上の地域コミュニティー(学生・大人)の運営
地域ポータルサイトは立ち上げることは簡単ですが、中長期で運営していくことはとても難しいと感じています。
企業の集客、採用、ブランディングに貢献できるローカルメディア運営に私たちと取り組みませんか?
目次
地方で支持される地域ポータルサイトとは?5つの事例をご紹介!
地域ポータルサイトとは?
地域ポータルサイトとは、ある特定の地域に限定して運営されるWebサイトのこと

糸島の立石山の山頂から
地域ポータルサイトとは、特定のエリアに範囲を限定して運営されるWebサイトのことです。
それぞれの地域の暮らしに関する情報や、事業者へのインタビュー、観光スポットなどの紹介などが中心になることが多く、行政の情報を伝える役目を担うこともあります。
地域の情報を網羅的に伝えていることが多いですね!
一般的なオウンドメディアがカテゴリ特化で編集方針を決めるのに対し、地域ポータルサイトは対象範囲を決めて運営する“エリア特化型”です。
そして、運営主体は企業・自治体・団体・個人などさまざまです。
個人レベルで運営されているブログ的なものから、行政が中心となって運営されるケース、そして地域の企業が運営しているケースなどがあります。
地域ポータルサイトの運営の目的
地域ポータルサイトが運営される最大の目的は、一般的に地域の魅力や課題を共有し「地域活性化」につなげること、です。
観光スポットやグルメ情報を発信することで来訪者を増やしたり、移住や定住を促すきっかけを生み出すことにも繋がります。また、地元住民にとっては暮らしに役立つ情報が集約されることで利便性が高まります。
そして、ポータルサイトをきっかけとして地域でコミュニティが形成されることも大きな価値です。単なる情報発信にとどまらず、地域全体の活力を高めるために運営されることが多いですね!

弊社が運営する「ナゴレコ」では、地域コミュニティーを成長させるための取り組みを大切にしています。
地域ポータルサイトが注目される理由
地域活性のきっかけ=人が集まって、売上が上がること
地域ポータルサイトが地方で注目されている最大の理由は、地域を活性化させるためのきっかけとして機能できる点にあると考えています。
より具体的には「①地域に人が集まるコミュニティーを作り出すことができる」こと、そして「②地域の事業者の売上に貢献することができる」から、です。
①地域に人が集まるコミュニティーを作り出すことができる
地域ポータルサイトは主に、地域住民がライターや編集者として加わることで運営されています。
「地域を盛り上げよう」という旗を振ることで同じ想いの人が集まり、コミュニティーを形成していきます。
②地域の事業者の売上に貢献することができる
そうして地域コミュニティーが生まれてポータルサイトが立ち上がると、徐々にメディアとして発信力が高まっていきます。その結果、ポータルサイトで取材により取り上げたお店や観光スポットへの集客に繋がり、事業者の売上の向上に貢献することができるようになります。
このように、地域活性化は①と②を最大化することが重要だと考えていますが、その最初のステップとして地域ポータルサイトは重要な役割を果たします。
地域ポータルサイトの事例5選
ここからは、弊社が制作している地域ポータルサイトの事例を5つ、ご紹介させていただきます。
それぞれの地方で特色のあるサイト運営を行なっており、地域に貢献できるメディアになっていると感じています。
私たちは地域ポータルサイトを制作するサービス「OURS」を提供しています。
各地での運営実績から、地方で地域ポータルサイトを成長させて、さらに運営企業の事業に貢献できるノウハウが集まって来ました。
私たちが運営する地域ポータルサイト制作サービス「OURS」の実績
①地域ポータルサイトとして月間約100万PVを獲得
②約20万人のフォロワーを獲得するSNS運営
③地方で100名以上の地域コミュニティー(学生・大人)の運営
自社のサービスの集客、採用、ブランディングに貢献できる地域ポータルサイト運営に私たちと取り組みませんか?
地域ポータルサイト運営サービス「OURS」の事例やサービス内容はこちら。
地域ポータルサイトの事例5選
ナゴレコ
弊社が運営する地域ポータルサイト「ナゴレコ」は、月間約70万PV、Instagramフォロワー約20万人を抱え、名古屋最大規模のサイトとして運営しています。
主に名古屋のグルメや観光情報を発信しており、地元の方々はもちろん、観光客も読者として愛読いただいています。

愛知県常滑市とのタイアップ
地域コミュニティーとして、学生編集部/大人編集部を運営しており、編集部のメンバーは100名以上の規模になっています。
さらに、愛知県や名古屋市など行政とのタイアップや、地域企業とのコラボレーションも数多く実施してきました。地域ポータルサイトのモデルケースです。
ナゴレコはこちらから。
ママモネ
日本の中でも出生率が高いことで知られる沖縄で展開する「ママモネ」は、子育て世代のママのためのポータルサイトです。特徴は、編集部メンバーの全員が子育て中のママである、ということ。同じ立場だからこそシェアできる悩みや、その解決方法をリアルな体験情報として発信しています。

ジーユーとのタイアップ企画として、ファッションを通じてママを楽しむヒントを発信する企画を制作
「ママの力をマーケティングに活かす」取り組みにも積極的に取り組んでいて、コープやメーカー、ホテルなど企業とのコラボレーションにも実績があります。
地域ポータルサイトの運営を通じて、沖縄でママが活躍できる社会を作ることを目指しています。
ママモネはこちらから。
ニシマグ
「ニシマグ」は、神戸と大阪の間に位置する兵庫県・西宮で、“西宮の人と人をつなぐ”をコンセプトに展開するローカルメディアです。WebサイトやSNSでの情報発信にとどまらず、ビールメーカーと地域の飲食店と組んだフードラリーなど、街に出かけたくなる参加型の企画にも意欲的に取り組んでいます。

学生編集部が「和ろうそく」の価値をアップデートし商品化、無印良品でポップアップを開催しました。
学生編集部が地域の特産品である和ろうそくを現代的にアップデートし、商品として形にしたプロジェクトは、無印良品でのポップアップ開催へと発展しました。行政との協働による情報発信も進めるなど、オンラインとオフライン、官民産学が交わるかたちで西宮の活性化に寄与しています。
ニシマグについてはこちらから。
PEAK熊本
熊本発のWebメディア「PEAK熊本」は、熊本にゆかりのある大学生とハイコムグループがタッグを組んで運営しています。編集部の主役は学生。
キャッチコピーに「ここから始まる、わたしたちのピーク」掲げていて、熊本をもっとワクワクできる場所にする!という前向きなエネルギーが集まっています。

学生編集部が厳選した、熊本のカフェ特集
等身大の学生目線で街の魅力を発信し、その取り組みを大人たちがサポートする、という運営体制もPEAK熊本の面白さです。
PEAK熊本についてはこちらから。
meet糸島
福岡県糸島市で展開する「meets糸島」は、地域住民がライターとして参加し、九州大学の学生や県外からの移住者が編集部として活動するサイトです。編集部の約半数が移住者という構成で、情報発信だけでなくコミュニティとしても機能。BBQなどの交流イベントを自ら企画し、つながりを育てています。
発信内容は、移住希望者・新住民に役立つ記事や、福岡市中心部から糸島へのアクセス解説など、生活の基盤に直結するテーマが中心。地域の“使えるインフラ”としての存在感を高めるサイトです!
meets糸島についてはこちらから。
地域ポータルサイトを作ろう!何から始める?
ポータルサイトは立ち上げることは簡単。けれど、成果を出して継続していくことが本当に難しいです。立ち上げにあたって、必ず取り組んでおきたい点を3つに絞ってご紹介していきます。
1、地域ポータルサイトの運営の目的を整理する
地域企業が地域のためにサイトを立ち上げる、という前提となりますが、一つ目は「なぜこのポータルサイトをやるのか」をチームで明文化し、共通認識を持つこと。
基本的に、この目的の設定は大きく3つに分かれます。
①ブランディング(CSR/SDGs含む)、②採用(リクルーティング)、③集客(自社商品の認知・販売導線)のどれかに集約されていきます。どれを主な目的として設定するか、(あるいは複数を選ぶか)をあらかじめチーム内で明確にしておきましょう。
弊社の「ナゴレコ」では、企業としてのブランディング(①)に活きており、そこから採用活動に貢献(②)してくれています。また、弊社はコンテンツ制作の会社ですが、受託案件の9割超がサイト運営から(③)生まれています。
2、サイトのコンセプトの決定
「その地域に、なぜこのサイトが必要なのか?」を明確にしましょう。地域の課題を洗い出し、その中から“地域ポータルサイトで解決することができるもの”を一つ、設定します。
例えばママモネであれば「出生率が日本一の沖縄において、ママが子育ての際に役に立つ情報が不足している。」という課題がありました。その解決を目指してサイト運営に取り組んでいますが、設定した課題がシンプルで明確なため、地域からの共感を生み出すことができています。
このように地域ポータルサイトのコンセプト設計はまず、地域の課題を見つけ、その課題解決のアプローチとしてサイトが役に立つことができる、という世界観を作ることから始まります。
3、地域ポータルサイトのターゲットを定める
サイト運営の目的を整理し、課題を明確にしたら、「この情報は誰のためか?」を具体化します。発信する情報はシニア層のため?もしくは移住検討者か、子育て世代のためでしょうか?
コンセプトで検討した課題設定から、自然とターゲットがイメージできてくるはずです。具体的にターゲットをイメージしていくと、編集部はどのようなメンバーで構成するべきか、発信する情報や記事のトンマナ、クリエイティブの方向性が見えてきます。
“地域の人、全員に届けたい!”という気持ちは大切ですが、メディアが増えた現在はターゲットを絞っていくことで差別化につながります。

弊社が運営するナゴレコでは、月間70万PV、SNSフォロワー20万人、そして100名以上の地域コミュニティーを運営しています
地域で必要とされるポータルサイトの実績多数!サイト制作なら「OURS」で
あなたの街でポータルサイト、作りませんか?
地域ポータルサイトの運営は、地域情報の発信を担うことで発信力を持ち、行政や事業者との連携を深めて自社の成長に繋げていくものです。
そして地域情報の発信を担っていく中で、自社のブランディングやリクルーティング、自社サービスの集客に活かしていく運営を模索していきます。
私たちが提供する地域ポータルサイト制作サービス「OURS」は、日本各地でサイトの立ち上げ、運営支援を行っています。
私たちが運営するサービス「OURS」の実績
①地域ポータルサイトとして月間約100万PVを獲得
②約20万人のフォロワーを獲得するSNS運営
③地方で100名以上の地域コミュニティーの運営